2024 11,23 19:31 |
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2014 03,12 08:45 |
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日本庭園に何気なくあるように思える庭石ですが、実はものすごく奥深いことを、みなさんはご存知でしょうか?
庭石を見ると「あ~、いい石だなぁ。とか、産地はどこで、なんて言う石だろう」くらいしか思わなかったと思います。ちょっと知ったかぶって以下説明します。 日本庭園の構成要素は水・石・植物とあります。水は滝や川や海を表現するために用い、植物は自然らしさを醸し出すのに必要な素材です。これに対して石は、急峻な山岳や永遠性を表現する素材といえるそうです。一つとして同じ形がない自然の石を、加工することなく立てたり寝かせたりしながら、一つずつ何かに見立てて組み合わせ、据えていく。蓬莱神仙の世界や、急峻な山岳や渓谷を表現し、水を落とすことで力強い滝を作ったり、池庭では、汀に大小さまざまな石を使用することで、荒々しい海岸や穏やかな海辺を表現しているそうです。 石の据え方は、立てる(立石)、寝かす(横石)、平らに据える(伏石)の三つに分類できます。立石は中国の水墨画にあるような急峻な山並みを表現します。日本では見られないような大陸的な風景になります。横石は穏やかな山岳を表す据え方で、立石を際立たせる名脇役です。伏石は横石よりもさらに低い山岳の表現に用いられます。地味ですが、立石・横石を引き立たせる重要な存在です。 今度、庭石を見る機会があったら、上記のようなことを考えながら見てください。きっと今までと違った見え方がしてくると思います。 以上、営業部 井上 でした。 PR |
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2014 01,17 10:39 |
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2014年がスタートしました。
さて、今年は午年です。 馬にまつわることわざの一つに『馬には乗ってみよ、人には添うてみよ』というものがあります。 何事も経験なくして本当のところはわからない。やりもしないで無認識な評価や批判をするものではない、という意味のことわざです。実践を重んじつつ、確かな知識の習得に努めるべきであるということです。 本当に馬が合うかどうかは直ぐには判断できません。「乗ってみる」・・お付き合いしてみないとわからないのです。その上で、馬があまり合わないけど「いっしょに頑張っていきたい」と思えば、「馬が合う」ようになる積み重ねをして行けば良いのです。 何事も、食わず嫌いでは、成長がありません。 馬には乗ってみます。人には添ってみます。 今年もよろしくお願いします。 音村 |
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2013 12,20 14:56 |
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先月、樹木(シマトネリコ)の材料検査で鹿児島に行ってきました。
検査終了後、時間が余ったので鹿児島市内にある仙厳園にいってきました。 仙厳園とは、1658年島津光久によって造園された日本庭園です。 特徴としては借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい 景色と広大な庭園が特徴です。噴煙をあげている桜島は、近くで見ると迫力満点でした。 自分は、噴煙をあげている桜島に「噴火するのでは」とちょっとビビっていましたが、 地元の人は、全く気にしていないようでした。日常のことで、慣れているみたいです。 夜は、鹿児島名物の黒豚を食べてきました。しゃぶしゃぶ・焼き肉・とんかつ・など とてもおいしかったです。また機会があれば行ってみたいです。 以上、営業部・井上でした。 |
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2013 10,10 20:30 |
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私の普段の業務は、営業なので、なかなか、造園の技能を学んだり、実践したりということが出来ません。
そこで、造園の伝統技能を、少しでも知るために、造園建設業協会でビデオを借りてきて、見てみようと思いました。 「茶室のできるまで~職人の技と心」 というビデオを借りて、よし勉強。。。 本物の職人と、今の自分の差がどれだけあるのか分からないほど、差を感じました。 茶室は、職人技の集大成と言われます。 棟梁(とうりょう)、左官(さかん)、檜皮葺(ひわだぶき)、銅板葺(どうばんぶき)、杮葺(こけらぶき)、萱葺(かやぶき) 瓦葺(かわらぶき)、表具(ひょうぐ)、建具(たてぐ)、畳(たたみ)、錺金具(かざりかなぐ)、塗(ぬり)、造園(ぞうえん) 炉壇(ろだん)、聚楽土(じゅらくど)、銘竹(めいちく)、銘木(めいぼく)、簾(すだれ) それぞれの、職人の技が結集して、一つの茶室ができる。 私は、営業の職人と言われるように頑張ります。 営業部:音村 |
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2013 07,08 22:28 |
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やってきました。夏! 夏! 夏!
なんと平年よりも、2週間も早い梅雨明けでした。びっくりです! 今年も暑くなると、ニュース等では、度々聞いていましたが、いきなりの暑さですね(~_~;) 時候の言葉で、酷暑の候・猛暑の候・極暑の候・・・と、いくつかありますが、言葉がこの暑さに追いついていないような気がします。 今は、激暑の候です。激暑(げきあつ)。(私の造語です。) ここまで暑いと、人間もくたびれますが、木々たちにもダメージが大きいものです。 ここ2~3年、夏の暑さで、何年も生き続けた街路樹が枯れてしまった事例があります。 朝、少しの時間で構いません。ご自宅の庭木や、会社の植え込みなど水をあげてください。 水をあげた木々は、葉が瑞々しく、つやが出てきます。少し気を遣ってあげると、木々も正直に応えてくれるものですよ。 こんな花を紹介します。青花のカスミソウです。普段よく目にするのは白花ですが、少し緑がかった青。翠色と言ったところでしょうか。こんな花をデスクの隅にでも飾って置くと、涼やかで、花を見ている少しの間は、暑さを忘れることができるかもしれません。 ちなみにこの花は、今、当社も飾ってあります。 営業部 音村 |
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