2024 11,23 19:09 |
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2021 06,01 08:00 |
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こんにちは阿部です。
6月になりました。 そろそろ梅雨入りの時期になって来ます。 7月・8月にピークを迎える熱中症ですが、気温・湿度等の条件により 6月に救急搬送されるケースも増えています。 とりわけ今は、マスク着用での外出が見込まれることから、厚労省が「屋外で人と十分な距離が確保できる場合にはマスクを外すこと」と呼び掛けています。 特に外回りの営業マンや外作業の人。 いざという時に慌てないためにも、必要最低限の知識は職場でも予め共有しておきたいものです。 まず、熱中症とは屋外・屋内を問わず高温や多湿等の環境下で身体が適応障害を起こした状態の総称のこと。 そして熱中症は、その症状の度合により以下のように分類されます。 • 熱失神(I度、軽症) • 熱痙攣(I度、軽症) • 熱疲労(II度、中等症) • 熱射病(III度、重症) ご覧の通り、「熱中症の症状の1つが熱射病」です。 外傷があるわけでもない熱中症の場合、軽症なのか重症なのか、確実な判断は素人には難しいもの。 これはマズイ!今すぐ救急車!となるか否かの一般的な判断は… 意識がはっきりとしているか否かの見極めが重要と言われています。 会話が成り立たない(呂律が回らない)、自分で飲み物を飲めなかったり、ほとんどこぼしてしまったり等、 意識がもうろうとしているようなら、迷わず119番通報です。 救急車が到着するまでの間、以下、出来る限りの応急処置を尽くしてください。 ここでは、一般的に言われている応急処置を列挙します (救急車を呼んだ際に指示を仰ぐことも忘れずに) ①涼しい場所に移動させ、衣服を緩める。 • ベルト・ネクタイ・ボタン等、身体を締めつける物は外す。 • 涼しい場所が近くにない場合はとにかく日陰を作り、うちわ等であおぐ。 ②身体を冷やす。 • 冷やすポイントは「首の前の部分(前頚部)」「脇の下」「足の付け根」の3ヵ所 (血流の緩やかな太い静脈が体表付近を通っている箇所)。 • 保冷剤等がなければ、冷たい缶ジュースやペットボトルを代用。 ただし直接身体に当てると冷えすぎるため、ハンカチ・タオル等で包んで使うようにする。 ③水(スポーツドリンクがあれば尚可)を適度に飲ませる。 • 冷たいものを一気に飲ませ過ぎると胃痙攣を起こす可能性もあるので要注意。 • 水だけを大量に飲みすぎると体内の塩分濃度が薄まる他、尿としても水分が排出され、 脱水症状を引き起こす可能性がある。 • 塩分の補給には味噌汁やスープなど塩気の感じられる飲料が適していると言われています。 熱中症は、予防・処置ともに「水分」「塩分」「適度な休憩」が必須と言えます。 そして、一般的に、喉の渇きを自覚した時というのは、身体が早急に水分を要求している状態にあると言われていますので、高温多湿が続く時期や急激な気温上昇が見込まれる時期は、水分と適度な塩分補給を常に心掛けましょう。 まだまだはコロナの影響で自粛生活も続きます。 天候の良い日は熱中症に気を付けてたまの外出をしてみてはいかかでしょうか。 PR |
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